セントライ青果 採用情報
新入社員の声
voice of the staff

若手社員3人に、現在の仕事について語ってもらいました。(2023.7)

 入社して一年が経ち、市場の仕事にもだんだんと慣れてきました。 研修では、野菜部、果実部、商事部をはじめとするすべての部署、関連会社を周り、市場の仕事について学んでいくとともに、様々な人と関わりを持つことができました。また、各スーパーや物流センターなどへも見学に行かせて頂き、流通そのものの理解を深めることもできました。特に名古屋港の物流倉庫など、配属が決まってからではなかなか行けないような所まで見学させていただき、貴重な経験ができました。
 そして、研修後は果実部への配属となりました。果実はりんごやマスクメロンなど、通年販売する品目もありますが、梅やさくらんぼなどその時期しか販売しない品目も多く、一年を通して様々な品目を扱えることが魅力の部署です。 

 私は配属後、個撰を担当しています。当初は先輩のサポートとして販売の準備や販売後の荷物の配達などをしていましたが、4月より担当になりました。担当になってから日が浅いため、八百屋さんや先輩方から様々なアドバイスをいただき、次の販売では改善できるよう勉強の日々を送っています。個撰とは、近郊の農家さんや地方市場から出荷いただいた果物や野菜を「セリ」によって販売する市場ならではの取引方法です。朝から大きな声を出してせりをするのは大変で、上手く進行できずに落ち込む時もありますが、スムーズにセリが進行できた時や自分が想定していた価格以上の高値で販売出来た時はセリの面白さ、そしてやりがいを感じます。

入社して一年あっという間でした。入社時に比べれば青果物に対する知識やコミュニケーション能力も身についたと感じます。しかし、市場には社内外問わず私よりもっと長い時間この仕事に携わってきた多くの先輩方がいらっしゃいます。そんな先輩方と肩を並べられるよう、日々の業務に励んでいきたいです。

 入社して1年が経ち、この1年で多くの経験をさせていただきました。入社後半年間の研修では、商品管理研修、営業研修、量販店研修を通して、どのように青果物が消費者の手に届くのか、知ることができました。毎日取り扱われている青果物の量に圧倒されながら、人々が生きていく上で必要不可欠なものに携わっているという実感を強く感じました。
 10月からは、配属された部署で先輩の下につき、営業の仕事を具体的に学ばせていただいています。上司や先輩の姿を見て、産地、仲卸、量販などのお客さまと会話をすることがとても大切であると感じています。それぞれがどのような状況なのか知り、汲み取っていくことが利益や信頼に繋がると感じたからです。担当品目の知識ももちろんですが挨拶や何気ない会話からも信頼関係は築けるものだと思います。相場が変動するときは、産地の出荷量の増減、大きな売り込みが入っているなど必ず何かが起こっている時なので、それをいち早くキャッチするためにも会話を大切にしたいです。

 今現在は、実際に産地や仲卸などのお客さまには、先輩社員が主に連絡をしていますが、それを隣で聞きながら自分だったらどのように伝えるか、これからの見通しなどを考えています。
 まだまだ経験不足と知識のなさを痛感することが多いですが、様々なことを経験させていただいているので、早く多くのことを吸収し、日々努力していきたいです。

 この一年は人と機会に恵まれた一年でした。学生から社会人になる転換点、多くの方に助けられました。私は新たなものを得るには何より、教えが必要であると考えますが、その教えがセントライ青果にはありました。
 長くも短い入社直後の半年間を研修に費すことができたことは幸運でした。焦ることなく丁寧に学ぶことが出来、配属前に多くの方々と関わることが出来ました。今思えばこれが何よりの財産になっていると思います。研修は各部署の特色を見れただけではなく、他市場との違いや加工会社などについても教えていただけました。これによって視野が広がったように思います。この業界について考える良い機会になりました。

 配属が決まってからは、覚えなければいけないこともたくさんあり、早く時間が進んだように思います。教えていただいたことを、コツコツとこなしていくことで、やりがいや自らの成長を感じられ、根気よく教えていただけたおかげで、投げ出さずに続けることが出来ました。今、私にできることの大半は作業なので、これで仕事をしているつもりにならず、先輩方を見習ってより成長していきたいです。
 現状、1年を振り返ると丁寧な指導をしていただき、その指導に対して全力で取り組んできました。
次の1年、また次の1年と、まだまだ知るべきこと、取り組むべきことは増え続けると思います。しかしこれから先は教えてもらうだけではなく、次の世代へ私の経験を伝えていけるよう意識していきたいと思います。教えていただいたことを吸収するだけではなく、出力していくことが2年目、3年目以降の課題であり必要なことだと考えています。 それが先輩方の丁寧な指導への恩返しになると思います。
 私一人では気づけないこと、わかりえないことが多い1年でしたが、新たな気づきや経験をくれた諸先輩方や同期の皆さんにとても感謝しています。

< 2021.8 掲載  2020年新入社員の声 >