■グリーンピースとは
マメ科の野菜・エンドウ(Pisum sativum.L)は世界中で広く食べられており、
特に未熟な豆を食べる場合は「グリーンピース」、
未熟のさやを食べる場合は「サヤエンドウ」と呼ばれます。
日本で生豆として出回っているグリーンピースには、
「グリーンピース(実えんどう)」「ウスイエンドウ(うすい豆)」といった品種があり、関西ではしばしばウスイエンドウを用いた「豆ごはん」が春に食されています。
(静岡県を境にグリーンピースを用いた豆ごはんはあまり見られなくなるそうです)

今まで冷凍やレトルトでしかグリーンピースを食べたことのない方も、
この春はもうすぐ旬をむかえるグリーンピースの生豆にチャレンジして
みてはいかがでしょうか 。
■グリーンピースの選び方
●さや付の場合
さやがふっくらとして張りがあり、折れがなく、色は黄緑ないしは
緑色で変色がないもの
※グリーンピースはさやから出して時間が経つと風味が低下していく ため、さやつきがおススメです。
●剥きの場合
粒が大きく粒が揃っており、色が濃く、薄皮がむけていないもの

■グリーンピースの保存方法
●冷蔵の場合
乾燥に弱いため、ビニール袋に入れてさやごと保存してください。
2〜3日以内に調理してください。
剥いてあるものは、鮮度が落ちやすいためその日のうちに食べきりましょう。
●冷凍の場合
長期保存する場合はゆでたものの水気を切り、保存袋に入れて冷凍保存しておくとよいです。
■茹でかた
@ さやに入った縦線に指を入れて開き
豆を取り出す
A 豆とさやを洗う
B 鍋に水と少量の塩を入れ、沸騰したら
豆を入れる
(※さやもいっしょにゆでると
色が濃くなります)
C 4〜5分したら火を止めてそのまま冷ます
(※ゆで汁が冷める前に豆を
取り出すと表面がシワシワになります)