■日本では縄文時代から食べられている?!
芋煮会や芋名月、おせち料理──サトイモは日本の年中行事や食文化に深く関わっています。
それもそのはず、サトイモが日本に伝来したと言われているのは縄文時代後期。稲作が伝わるよりも以前です。
今が旬のサトイモを味わいつつ、地域の風習に思いをはせてみるのはいかがでしょうか?
■見分け方
【OK】
◎ 泥つきで湿り気がある
◎ しましまはハッキリしていて等間隔
◎ ずっしり重くて固いと良
【NG】
× 乾燥して皮がひび割れているもの
■保存方法
サトイモは乾燥と低温を嫌うので、冷蔵庫はNG!
湿らせた新聞紙で包んで紙袋や段ボールに入れ、風通しのよい室内で保存しましょう。 ★約1ヶ月もちますよ!
■コラム
混み合ったプールや海水浴場のことを「芋洗い状態」ということがありますが、この「芋」はサトイモのことだそうです。
サトイモの皮をむく方法のひとつに、水を張った桶にサトイモを隙間なく入れて棒でかき混ぜるというのがあり、そうすることでサトイモ同士がぶつかりあって皮がむけるのだとか。なるほど、海水浴から帰ってきて体の皮がむける人は、実は芋洗いされてしまったせいかもしれませんね。