■ シソ科 シソ属

■赤ジソとは?
ジソはシソの一種で、主に梅干しや紅しょうがの着色に使われています。
シソは縄文時代の貝塚や遺跡から種子が発見され、平安時代以前から栽培化されていたといわれています。
旧くから漢方医学では「蘇葉(そよう)」と呼ばれ、咳止めの薬としても用いられてきました。

シソの仲間は抗菌作用があるため、よく刺身のつまに使われます。

・シソの変種「青シソ」(一般に「大葉」と呼ばれます)
・赤ジソの若い芽「紫芽」(ムラメ)(別名アカメ)
・青ジソの若い芽「青芽」・花が開きかけた青ジソ「花穂」
・青ジソの熟さない芽を収穫したもの「穂ジソ」


旬:6月〜7月中旬 ※梅干しを漬ける時期


■選び方

葉先が細かく縮れ、葉全体の色が濃い物を選ぶと良いです。
しなびたり干からびたりしているものは×。

■食べ方

梅干しはもちろん、ゆかりふりかけや天ぷらにも適しています。
生食するとえぐみが強いので、主に乾燥や塩漬けなどの加工をします。



●レシピ【赤ジソシロップ】
★ヨーグルトにかけたり、水やソーダで割ってジュースとして飲んでもよいです。
<材料>
赤ジソの葉 500g(枝付で2束ほど)
水 500mL 
砂糖 150g (お好みで調節ok)
酢 60mL
※砂糖の種類はお好みでOK
※長期保存の場合は砂糖の量を多めに
※酢は穀物酢でもリンゴ酢でもよいです

 @ 鍋に水を沸騰させて赤ジソの葉を入れる
 A 再度沸騰したら中火で15分ほど煮出す
   (ここで青ジソを数枚入れると風味up)
 B 粗熱がとれたら2をざるでこして、へらで押さえつける等して
   赤ジソのエキスを出し切る
 C Bのエキスを鍋に戻して弱火にかけ、砂糖を入れる
 D 砂糖が溶けたら火を止め、酢を加える
 E 粗熱がとれたら、よく消毒した瓶に保存する



●2018年の状況●

例年並の作付面積。4~5月の温暖な気温のため前進出荷気味。
販売スタートは5/28予定で、名古屋市場には愛知産(大治・碧南)の物が
入荷する。
主な出荷は6月一杯の見込み。
 

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