■ユリ科 クサスギカズラ属

スパラガスといえば、かつては缶詰加工用のホワイトアスパラガスが主流でしたが、現在はグリーンアスパラガスが流通量の約9割を占めています。ホワイトアスパラとグリーンアスパラの違いは、品種の違いではなく、栽培法の違いによるものです。土を盛ったり、遮光したりして日光を当てずに栽培するとホワイトアスパラに、日光に当てて育てるとグリーンアスパラになります。

 アスパラガスは一度株を作ってしまえば、 10年以上栽培・収穫することができます。しかし1〜2年目に出てくるのは細い茎ばかりのため、本格的に収穫が始まるのは通常3年目からです。年月を経るごとに収穫日数も収穫量も増えていき、8〜10年目あたりで収穫量のピークを迎えます。10年以上収穫することも可能ですが、収量が落ち、病気にもかかりやすくなるため、10年程度で植え替えられます。


■アスパラガスは鮮度が命!

アスパラガスの旬は、露地栽培が盛んな5月から6月にかけてです。
アスパラガスは鮮度が重要な野菜のひとつです。新鮮であればあるほど柔らかく、美味しいので、買ったらなるべく早く使い切りましょう。

<選び方>
穂先がキュッと締まっていて、茎が太めで、緑色が鮮やかなものを選びましょう。
<保存法>
ラップに包むかポリ袋に入れて、冷蔵庫で立てて保存しましょう。

アスパラギン酸は疲労回復に効果あり!!
アスパラガスには、アミノ酸の一種であるアスパラギン酸が多く含まれています。アスパラギン酸はエネルギー代謝を活発にし、疲労回復を助ける効果があるといわれています。また、穂先に多く含まれるルチンは毛細血管を丈夫にし、高血圧を予防する作用があるといわれています。

■アスパラガスの調理のポイント!
●根元の堅い部分も、ピーラー等で皮をむいて使いましょう。
●ゆでるときは根元から熱湯に入れて。火の通しすぎにも注意!
●肉巻きやサラダ、和え物、天ぷらなどにどうぞ

5月の旬の野菜   アスパラガス、グリーンピース、そら豆、グリーンボール、
          らっきょう、加賀太胡瓜

 

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